「何でもいい」と言われても信じては行けない
「今日はおごるよ。何が食べたい?」
「何でもいいよ」
こんな時、自分の懐具合に気を使ってくれているのかもなどと一人合点して喜んている場合ではない。
男性が「なんでもいいよ」といったら言葉通りに受け取ってもいいが、女性の場合には複雑な意味が隠されている可能性がある。
「何でもいいよ」と女性が言った場合、その頭のなかにはいくつかの候補が並んでいる。
AもいいけどBもいい。でも、せっかくご馳走になるなら、普段行けないCも行ってみたいし、だけどDも捨てがたい。
結局決められないから、何でもいいということになる。
そんな具合だ。
それを勘違いして「じゃあ、ラーメンでいいかな」などと決めてしまうと、かなりの確率でへそを曲げられる。
だから、そういうタイプの相手がなんでもいいといった時には、「例えばどんなもの?」とその頭の中の選択肢を聞き出してみるといい。
その中から二人の意見を一致させれば、女性はこの選択は間違っていないと納得できるのだ。このひと手間が食事時間をより楽しくする秘訣のである。