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TB-LAB BLOG

坪川研究室ブログです!適当に更新します!

いろとりどりのサバカン SERVERMAN'S END -RE・BIRTH-

ども,のとけんこと@exp_notoデース.

ちなみに提督ではありませんのであしからず.



タイトルがふぁぼふぁぼしいのはさておき,サーバ技術者というものはそれぞれの“いろ”が濃い人達が多いです.
廃ゲーマーだったり,アーケードゲームが大好きだったり,小説を年に100冊読む人がいたり,写真家がいたり,電子工作が趣味だったり….

ここで鯖管という特殊な(?)お仕事をする上でのデメリットとメリットを上げてみたいと思います.



まず,鯖管をする上で覚悟して置かなければいけないこととして,
1. サーバが落ちると休日・時間関係なく直しにイカなければいけません.
2. デスクワークが嫌いな人は絶対にやってはいけません.
3. サーバのログファイルを見て知ったことは他言してはいけません.
こんなかんじの覚悟が必要です.特に1番はサーバ管理者としての義務,3番は他人のプライバシーに関わることなので絶対に守る必要があります.

では,まず先にメリットを,,,

1. ある程度自分の判断でネットワーク利用規制を行える

これは管理する側としてある程度の権限があるということです.ただし,やり過ぎると怒られます.
また,必要なサイトにアクセス出来ないなどといったことになると大問題なので,必要最低限の仕様にすることをおすすめします.

2. サーバのホスト名を自由に決められる

ホスト名とはwww.google.comのwwwの部分のことです.
この研究室には白箱という名前の論文提出用のサーバがありますが,このサーバ名を決めたのは2014年5月頃なので決してアニメのSHIRO BAKOをネタにしたものではありません.
私はオーガスト教信者ですお察しください.


次にデメリットをあげます.

1. サーバにトラブルが発声した場合,何があっても優先する必要があります.

家族旅行?デート?会議?休日?深夜?友人?そんな甘いことは言っていられません.サーバにナニかあった時にはリモートなり,駆けつけるなりして何とか使える状態にする必要があります.
サーバは他のラボメンのために常に正常に動作をするようにする必要があります.
ちなみに,私は年末の電気設備の点検のあと,「元日に」サーバの電源を入れるために研究室に行って,電源を入れて帰る作業をしました.その時空調機器が故障していて翌日風邪を引いたのはなんかアレです.

なぜ,元日に復帰させたかって?それはコミックマーケットのためではなく,停電が28~31だったためです.
電気外祭り参加後にサーバの電源をリモートで落とし,コミケット設営を行い,1日目一般参加(企業ガチ勢),2/3日目はスタッフ参加というよくある(?)ノベルゲーム信者を遂行してきました.
スタッフ参加を行うことで「買い手」として一般参加を行うのと違った「運営」という視点から色々な制限の意味を知ったりすることが出来ます.

2. サーバのメンテは定期的に

サーバは立てたらたてっぱなしというわけには行きません.アップデートを行ったり,脆弱性情報には注意を払う必要があります.
また,しっかり設定を行わないとログでストレージがいっぱいになってしまったり,メモリー負荷が異常にかかっていたりと問題が発生していることもあります.
定期的にチェックを行うことで,そういった原因でサーバが落ちることを未然に防ぐ必要があります.

3. ログファイルの管理は適切に

ログファイルはユーザのプライバシーの塊です.絶対に他人に見せたり,知ったことを他言してはいけません.
しかし,ナニかあった時に裁判所の令状をもって警察へログの提出を行う必要があるなど,最低90日間の保管が必要です.
ちなみに,ストレージごと吹っ飛んだ時のためにsyslogサーバ(システムログを保存・バックアップするサーバ)を運営するまでは必要ありませんが,MOなどの障害に強い外部ストレージにデータをバックアップする.最低でももう一つストレージを用意してバックアップを行う必要があります.

4. バックアップは計画的に

サーバが保存しているのは他のラボメンの卒論だったりします.これが失われるようなことはナニがあっても回避する必要があります.
ストレージの冗長化はいうまでもなく,サーバを二重化してデータの同期を取るなどの対策が必要になります.
ただ,RAIDなどの冗長化はユーザの誤削除によるデータの損失を回避することが出来ないので,毎日深夜にrsyncコマンドなどをCronで発行する方が安全かもしれません.

5. 鯖管の常識は世の中の非常識!?

元日にサーバの電源を入れたり,深夜に復旧作業を行ったりと“普通のお仕事”では体験できないことを体験できます.
例えばですが,深夜呼び出しが行われる業界はインフラエンジニアと医師くらいだと思いたいです.


最後に,サーバに関するドキュメントは後輩や跡を継ぐ人のために必ず他人に分かる形で残す必要があります.
後継者のことを考えないドキュメントはシステムの完全な再構築を後継者が行うことになるため,とても害悪となります.


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