相手と言葉が被った時に自分への好感度はわかる
ある芸人のギャグ
たとえばデート もしくは仕事
今回は、いろいろな現場で「相手は自分に好意を抱いているかどうか」を一瞬で見分ける方法を紹介いたします。
ダチョウ倶楽部という三人組のお笑い芸人をご存じでしょうか 彼らのやるギャグに、こんなものがあります。 わかりやすく 彼らをABCとしよう
たとえば彼らが、番組内ですごく嫌なことをやらされるとします。
このとき、リーダーであるAが露骨に嫌がります するとBが「じゃあ、俺がやるよ」 それを聞いてCが「いやいや、俺がやるよ」 それを見ていたAがつられるように。「じゃ俺が」と言います。 その瞬間BとCが「どうぞどうぞ」
これで伝わったかどうかわかりませんが、とにかくそういうギャグです。
これは、「いやな事の譲り合い」ですが、では「楽しいこと」に関してどうでしょうか」
それこそが、今回お教えするテクニックです
相手がなんかを言いかけたら
具体的には、相手が何かを言いかけたときに、 「いや・・・」 というように、小さな声を発すること。 すると、相手と言葉が被るはずです
そして直後に 「あ、いや、どうぞ」
と言うのです ここで相手の反応は次の3つになるはず
- パターンA
「気にせずに話し続ける」 あなたから『どうぞ』と言われたため、話し続ける。 ただ、それだけです
そのあとに「で、先ほど何を言いかけましたか?」とも聞きません
ただ単に自分の話をしたくてたまらない人です この場合、あまりあなたに興味がない可能性大です。 また興味があるにしても、人に対して話を振るというスキルがないため、日常生活で一緒にいると、とても苦労する相手です。
- パターンB
「あなたに会話を譲る」 「譲ってもらったから、自分も譲り返そう」
これを好意の返報性と言いますが、これは何よりあなたを立てることができ、そして、あなたの話に興味を抱いている証拠。
すなわち、相手の内面性を充実、さらにあなたへの強い好意があって初めて可能なことです。 3つのなかでは、もっとも良い結果と言えるでしょう おそらくこの相手なら、ビジネスや恋愛も上手くいくはずです。
ただ長い付き合いになると、多少退屈に感じる可能性もゼロではありません
- パターンC
「自分の話をした後で、「で、さきほどは・・・」」という まずは自分の主張をして、そのあとにあなたに譲る。 Aよりも記憶力がよく配慮がある人です。 ただ「まず自分の主張をする」ため、Bのときほど思い通りに操ることは難しい人かもしれません
しかし、あなたへの好意も確かにあるため、今回のようなビジネスの場や、デートをするということに関しては比較的うまく進むでしょう。
相手があなたに好意があるなら
いずれにしても、一言で言えば
「あなたが譲ったとき、相手が譲り返してくれるなら、好意の証」です
「話す」というのは、「聞く」ことより、ずっと楽で、楽しい事です これを相手のことを考えて譲る事が出来るか、と言うことを調べるわけです
もちろん、相手の話にあわせて、割り込むように「いや・・・あ、どうぞ」と言うのがやりにくい人もいるでしょう。
ただ 意図的にやらなくても二人の会話の中に必ず「発言が被る」ことは起きるでしょう
そんなときには、まずあなたから「どうぞどうぞ」と譲ってみましょう
その際あいての反応を見てみると、何かの参考になるはずです
参考文献:2秒で本音がわかる心理術